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WOLTとマイリトルポニー

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バナナは好きです。
『マイリトルポニー ~トモダチは魔法~』の国内放送が終わりました。正確にはベストセレクションですが。
アメリカのハスブロから生まれて、現地では社会現象まで起こしたというアニメ『My Little Pony: Friendship Is Magic』
現時点で第4シーズンあるうちの第2シーズンまで放送された国内吹き替え版『トモダチは魔法』ですが、
第3シーズン以降の放送が期待される中、その思いはあまりにも突然断ち切られてしまいました。
後続番組は『カリメロ3D』。MLPの影も形もありません。(カリメロを否定してるわけじゃありません)
アニメが放送途中で打ち切りになったも同然のこの決定。アニメ終了にここまでショックを受けたのも久々でしょうか。
この終了はあまりに残念すぎる…

このアニメにのめり込むのは非常に早かったです。
吹き替え版から入った身ではありますが、カットシーンの有無を確かめる為にも原語版もちゃんと見ましたし、
シーズン3、4、劇場版も視聴しました。ニコ動に残ってて良かった。ニコ動万歳。
純粋にアニメの出来も良かったですし、単なるテンプレに納まらない、個性豊かなキャラクターたちに共感が持てました。
何よりこのアニメが凄いのは、ただ登場しただけで人気になれるポニーのビジュアル面、
及び本国の『MLP』ファンである「ブロニー」達の熱中度にあるかと。


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私個人の主張ですが、日本国内のアニメにおける「脇役の人気度」というのは、
登場数の少ない脇役故の行動・言動のインパクトの強さに起因していると思います。
「脚なんて飾りです」の一連の台詞がなければジオング整備士はここまで有名にならなかったでしょうし、
以後の作品がフォローが入ることも多分なかったと思います。
でも『MLP』は違う。例として作中に登場する人気モブポニーに「ダーピー」というキャラがいるのですが(上画像参照)、
彼女はシーズン1の第1話から登場していますが、モブキャラだけあって台詞らしい台詞はありません。ただ背景に映っているだけです。
ただその第1話で「目がガチャ目になる」という一種の作画崩壊(意図的という説もアリ)が起きて、彼女に注目が集まることとなりました。
きっかけはただそれだけなんです。印象的な台詞がなければ、特に何かをしでかしたわけでもない。ただ、そこにいただけなのに。
(そもそも背景ポニーだけあって、よく注視しなければガチャ目になってることにも気づかないレベル)
たったこの一連の出来事で、彼女にはネットフォーラム上のブロニー達から「Derpy Hooves(ダーピー・フーヴス)」という名前が与えられ、
様々な二次創作ネタが生まれ、徐々に「ダーピー」という一モブキャラのキャラクター性が形付けられてきました。
あろうことかそれが公式での正式名称になってしまったのです。
その後ダーピーはシーズン2の第14話で明確な活躍・台詞が用意され、ブロニー達の彼女に対する熱心な活動が遂に実を結ぶ結果となりました。

これはほんの一例であり、ブロニーによる二次創作ネタを公式に逆輸入された要素は他にもあります。
(というかブロニーという名称もファン発祥であり、公式公認。)
私は基本的に「公式がファンのノリに便乗する」という行為はあまり好きではないのですが、
一連の流れを知って、「『MLP』とはこういうコンテンツなんだ」ということを思い知らされました。
「ガチャ目で登場する」、たったそれだけのことでここまで行動にここまで熱心になれるブロニー達の行動力には感服致すばかりです。


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このように『MLP』で最も勉強になったことは、海外のオタク勢の実情を少しだけでも知れたかな、というところが大きいかと思います。
(元々『MLP』のアニメはグッズの販促が主軸の女児向けアニメです)
そんな全米での人気を知った日本のブロニー達は切実に『MLP』の日本上陸を待ち望んでいたのですが、

国内放送が決まった際には、ブシロードがメインスポンサーということもあり、
主要6人のポニーの中の4人に声優ユニット「ミルキィホームズ」が起用されるという決定で一部では物議を醸しだしました。
ついでに主題歌はミルキィホームズの1人である、ミモリンこと三森すずこさんのソロデビュー曲が使用されることで物議はヒートアップ。
(主題歌自体のクオリティは悪くないものの、歌詞の内容が『MLP』と微塵も一致してない)
そしていざ放送されれば内容はブツ切りのカット、一部キャストの演技力、
番組最後にはアニメ主人公であるトワイライト・スパークルと実写のミモリン(三森すずこ)が申し訳程度の
対談をする「リトルポニーTV」という誰得コーナーを実装、ED曲はAKBによる微妙クオリティな曲、
更にニコニコの公式生放送では某淫夢厨が理由あって大暴れしたことで各種コミュニティサイトは大荒れ。
ニコニコ大百科の掲示板とか当時の記録を見ると、非常に殺伐としております。半分くらい淫夢厨のせいで

筆者はミルキィホームズは嫌いではないですが、確かに『国内版MLP』の裏に底知れぬ意図が隠されていることは何となく察してました。
近年のブシロードによるミモリン推しには目に余るものがあるよねホント。ミモリン本人に罪はないけれども。
ただそこで視聴を止めてしまうのは余りにもったいないですし、何より淫夢厨やミルキアンなどによるカオスなコメント模様は十分面白かったし
そもそもニコニコで視聴する以上、様々な人種(オタク的な意味で)の人々がコメントによって織り交ざるのは当たり前ですし、
そういったコメントの流れを楽しむことも一興だと私は思うのです。筆者が淫夢ネタに寛容なのはその為です。
大体アニメ内容がぶつ切りカットされているとはいえ、内容の全貌を把握するのに支障がないレベルにはとどまってますし。
実際根強く視聴した結果、声優陣の演技のクオリティも上がり、OP・ED曲も当たり障りないものに変わり、
結果的に国内ブロニー達の支持は十分得られたと思います。現にちゃんと第3シーズン以降の放送を熱望されてましたし。
というかほぼごり押しも同然でキャスティングされたミルキィの4人が全員見事にハマリ役になったのは最早奇跡。
劇中でピンキーパイ演じるミモリンの歌う「smile song」は最高だと思います。やっぱりミモリン推しじゃないか(迫真)



話の内容も凄く楽しくて、時に爆笑したり時に感慨にふけったりと、本当に飽きないアニメでした。
ただ「最高のアニメ!」と評するにはちょっと問題も多いかと思います。
キャラクターは確かに個性豊かで楽しいのですが、一方で個性付けに特化する余りに「死に設定」となる個性も多々ありました。
また脚本はアメコミらしく非常に多くの方が別々に手掛けている為、キャラクターの扱いの差が激しく、
シナリオによっては1話ごとにキャラの扱いが真逆になることもありました。一貫性に欠けてるんですね。
確かに楽しいアニメではあるのですが、純粋に脚本としてのクオリティの高さで言えば、
同じ女児向けアニメでグッズ販促も兼ねているプリキュアシリーズの方が優秀だと思います。
あちらは10年以上休みなくクオリティアップの為の勉強をしているわけですし。

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それでも細かい粗を気にさせない濃いキャラクターや、高クオリティの演出・楽曲は私を魅了させるのに十分でした。
いつも笑顔で元気いっぱいのピンキーパイも、迫真のオバサン演技が特徴のラリティも、
私の見てきたアニメの中でも屈指の大好きなキャラクターです。
それだけに… シーズン3以降が日本で放送されないのは本当に惜しい。本国ではシーズン5と劇場版第2弾の製作が決まっているのに。
「夢見ることやめないで、信じることやめないで」とは何のことだったの? 教えてミモリン。
本国で放送されるシーズン5を楽しみに待ちながら、国内放送も首をながーくして待ち望んでおります、ハスブロさん。

というわけで突発的に書いてしまった自分語りシリーズでした。
感情のままに書いたので多分、文章の整合性とかはとれてないです。でも、どうしても書き残したかったんです。
本当にここまで1つのアニメに夢中になれたのは久しぶりです。
この記事を見ている皆様も、少しでも興味が湧けば是非1度見てみてください。
それでは楽しい経験を、本当にありがとう!

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[ 2014/09/23 20:04 ] 雑記 | TB(0) | CM(0)

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