◆感想概要もう酷いとかそういう次元の話ではないと思います。
必要性のないパワーアップ展開、
「よく考えたら普通に勝てました」と言わんばかりのギフとの戦闘、
ジョージ謎の黒幕化… 過去のぶん投げ、ここに極まれりって感じでしょうか。
◆感想詳細◇「あーっ! 風呂入ってスッキリしよ! いいアイデア浮かぶかもよ!」 -バイス 「風呂? どこの風呂入るんだよ」 -五十嵐一輝記憶消去能力を活かすためのボケ描写なのでしょうが、
銭湯のことを忘れられると
「じゃあお前今どこにいるんだよ」って話になってしまいます。
これでは契約の代償と言うより、単なる若年性認知症です。
◇「だから! ラブちゃんは無理しなくていいの!」 -五十嵐さくら 「どうしてWA☆TA☆SHIの言うことを聞いてくれないの!」 -五十嵐さくら久々にヒステリー全開にして喚き散らす さくらの姿を見て、序盤の頃を思い出して微笑ましかったです。
最近は鳴りを潜めていたので性格が改善したのかと思ってましたが、あっけなく再発している限り、単に目立つ機会がなかっただけのようです。
人間的な成長は、最後の最後までなかったみたいですね。
◇「大二の攻撃と同時に繭が吐き出されたなら、亜空間はギフの野郎と繋がってたわけだ」 -カゲロウ 「ああ! アイツ、餌になる人間を保存してたから、あそこ胃袋みたいなものか!
急所っちゃ急所かもな!」 -バイス 「外にいるギフと戦いながら、亜空間の中からも攻撃すればダメージを与えられるかもしれない」 -五十嵐大二話の内容から察するに、
・地上に出ているギフの身体は傀儡で、ギフの本体は亜空間の中にある
・傀儡はあくまでも傀儡なので、殴っても本体にダメージはない
・ただし傀儡を殴りまくると亜空間の扉が開かれるということなのでしょうか。
ただそうなると、亜空間にいるギフの本体を倒したら傀儡もまた消滅すると思うのですが、
実際は傀儡もその後健在でしたし、何なら五十嵐兄妹に向かって言葉も喋ってましたから、普通に元気そうでした。
つまり… この傀儡と本体のギミックは結局どうなっているのでしょう?
劇中だと「明暗思いついた!」みたいな雰囲気になってましたけど、全然ロジカルじゃないと思いました。
あと
「ギフを殴ると亜空間の扉が開く」という話をしておきながら、
実際のバトルでは外にいるギフと戦うまでもなく、ギフの傀儡が出てきた抜け穴使ってバイスが亜空間に入っていったので、
そのギミック話した意味あったのか、とは思いました。
◇「ラブちゃんを…… 弱い存在だと思ってたから…… 守らなきゃって……
一輝兄や大ちゃんみたいに、心の底からラブちゃんを信頼できてなかったのかもしれない……
ラブちゃんはペットじゃないのに…… ごめんね……」 -五十嵐さくらいや、ラブコフは
「さくらの弱さの象徴」って扱いでしたから、弱い存在ですよね?
弱さを認めて悪魔が発現したからこそ、彼女はジャンヌに変身できたんですよね?(頭の痛い理論ではありますが)
そこは不動の設定だと思っていたのですが、流石リバイス。過去なんてないも同然のようですね。
過去がないならラブコフがいつの間にか強くなっているのも頷ける話です。
私の感覚からすれば、
「いつどこでラブコフが成長するタイミングがあったんだよ」って言いたいところなのですが。
「アギレラ様! この先何があっても、世界がどう変わっても、俺はあなたを守ります!
これはあなたのためじゃない、自分の罪を償い、人々を守るための変身です!」 -玉置豪アギレラ様、って言い方はやめろって言われなかったっけ? 彼も彼でまるで成長してませんね…
彼が仮面ライダーとして変身する意義のある人物だったことは確かですが、
今はギフとの最終決戦の真っ最中、仮面ライダーが1人増えた程度で戦局が変わるとは思えません。
1番いい時に変身させてもらえず、やっと出番ができた頃には既にいてもいなくてもどうでもいい状況に。
製作スタッフは玉置くんに何か恨みでもあるんでしょうか?
そもそも、変身したければ
量産型デモンズを使えばいいだけの話だと思います。
あの設定もいつの間にか出てこなくなりましたけど、忘れたのでしょうか?
痴呆症に罹っているのは一輝ではなく製作側の方では…?
◇「大二! カゲロウ! お前たちの力はそんなものか!」 -門田ヒロミ映画でも使ってましたけど、ギフテリアンを一撃必殺するそのアーチェリーはなんなんですか。
かつて大ちゃんも さくらも滅茶苦茶苦戦してた相手なんですけど。
仮面ライダーにはなりないけどアーチェリーを撃つことならできます、というのもよく分かりません。アーチェリーのこと馬鹿にしてません?
いずれにせよ、肉体年齢80歳超えてるんですからこれ以上でしゃばらないでほしいです。
その設定も今となっては生きているのか分かりませんが。
◇「俺は人間の可能性を信じる! 自分の悪魔と仲良くなれるその力を!」 -五十嵐一輝たぶん、バイスと仲良くなれた経験談からモノを言っているのでしょうが、
彼はそもそも普通の人間ではなく、ギフの細胞を受け継いだギフの末裔だからこそ個別の悪魔がいて、
たまたまその悪魔が友好的な存在だったから彼らと仲良くなれたって話なので、普通の人間に置き換えられる話ではないと思います。
というか、作中の中でも特にイレギュラーな存在である五十嵐三兄妹がなんで人間代表面してモノを言っているのでしょう?
◆次回への展望もう疲れました。
朝までガンヴォルトやるもんじゃないですね。